NPO法人ダンディーNAライオンのあゆみ

たんぽぼの会及びたんぽぽ作業所の経過及びほしのみ作業所準備委員会の合流と

NPO法人ダンディーNAライオン後援会の設立の経過について

 

 平成元年2月に、札幌市西区西野小学校の障がいを持った子供の親とボランティアが中心になり、子供たちの将来を考えようと「たんぽぽの会」を発足し、月に一度の定例会を持ち活動を進めてきた。さらに西区、手稲区の障がいを持った子どもの親達にも呼びかけ、子供達が中学校や養護学校、あるいは高等部を卒業した後の行き場がない現状を一緒に打開しようと、主に2つの課題を掲げて活動を始める。

【高等部の設置問題】

 どんな重度の子どもでも、全入できる高等部を目指し議会陳情を行う。その為に、道教委、市教委などの教育長や北海道知事との話し合い等も持つ。また、地下鉄琴似駅での街頭署名(3万名弱集約)や北海道新聞、読売新聞等にもこの運動が掲載される。

【西区か手稲区に通所授産施設の設置運動】

 どんな重度の子どもでも、安心して地域で生活ができ、日中活動の場を確保するよう札幌市に働きかける。

 

 平成5年1月に札幌市に対し、たんぽぽ作業所を開設する為の手続きをし、翌年3月まで、親の力を借り2名の子供たちと一緒に自主的に作業所を運営。

 平成6年4月、札幌市の小規模作業運営費補助を受け、たんぽぽ作業所 (小規模作業所)の運営が本格的に始まる。しかし、職員の身分保障が無いため何人者の職員が辞め、5人の子供たちが辛い思いをしながらも作業所で活動する。

 平成11年札幌市障害福祉課に、小規模作業所に家賃補助と重度加算、水道料金の減免を陳情。また、義務制の全ての養護学校に高等部が併設される

 平成12年の7月より、社会福祉法人はるにれの里厚田はまなす園の協力を得て職員の交流を持ち作業所の強化を図る。

 平成13年4月1日、たんぽぽ作業所(小規模作業所)が厚田はまなす園札幌西区分場ハッピーイールドとなる。この時点でハッピーイールド後援会(ダンディーNAライオン後援会前身)を設立。

 平成14年3月、ハッピーイールド後援会とほしのみ作業所準備委員会が合流。

 平成14年4月1日、小規模作業所(たんぽぽ)が厚田はまなす園の分場(ハッピーイールド)となる。この時点でハッピーイールド後援会(ダンディーNAライオン後援会前身)設立。

 以下、社会福祉法人はるにれの里の事業展開にダンディNAライオンも関わってきた。

 平成14年10月1日、グループホームたんぽぼの家開設。

 平成15年4月1日、ワークセンターポロレ手稲区分場とむとむ開設。

 平成15年7月、ハッピーイールド後援会を発展的に解消し、ダンディNAライオン後援会を設立した。

 平成16年4月1日、ワークセンターポロレ手稲区第2分場ばいえ開設。

 平成17年4月1日、厚田はまなす園札幌北区分場ぽらりす開設。

 平成18年1月18日、ダンディNAライオン後援会NPO法人取得する。

 平成19年10月1日、これまでのハッピーイールド、とむとむ、ぽらりすの3つの分場を統合して、生活介護事業所ほしのみ開設。